
オリジナルパッケージ用スタンプ制作

一見すると、かわいらしく上品な和風デザイン。
ですが、この一枚には、かなりのこだわりと試行錯誤が詰まっています。
今回ご依頼いただいたのは、ひよこ豆の納豆ブランド「ひよこ姫」のパッケージに使用するスタンプ制作。
■コンセプトは「高貴な若い姫」
ご要望は非常に明確でした。
・若く気品のあるお姫様
・桜柄の着物
・背景には桜吹雪
・親しみやすさと高級感の両立
この“バランス”が、今回の一番の難所でした。
可愛すぎると軽くなる。
リアルすぎると親しみにくい。
シンプルすぎると印象に残らない。
その絶妙なラインを探りながら、
イラストの表情、線の強弱、余白の取り方まで細かく調整しています。
2パターン展開で世界観を補強


今回のスタンプは2種類制作。
・丸型(やわらかく親しみやすい印象)
・角型(パッケージ映えする構図重視)
用途に応じて使い分けられるよう設計しています。
同じキャラクターでも、
“見せ方”で印象が変わる。
ブランドとしての広がりを意識した設計です。
スタンプだからこその難しさ
今回の制作で特に苦労したのは、
「スタンプとして成立させること」。
印刷とは違い、
・線が細すぎると潰れる
・細かすぎると再現できない
・でも情報量は落としたくない
という制約があります。
そのため、ただ描くだけでなく
「押したときに一番美しく見える設計」に落とし込む必要があります。
実際に試し押しを繰り返しながら、
微調整を重ねて仕上げています。

仕上がりについて
完成したスタンプは、
しっかりと存在感がありながらも、どこかやわらかい。
「高貴さ」と「親しみやすさ」が同居した、
ブランドの顔となるビジュアルに仕上がりました。
アイオムの強み
今回のように、
・コンセプト設計
・イラスト制作
・実用設計(スタンプやパッケージ)
これらを一貫して対応できることが、アイオムの強みです。
ただ“作る”のではなく、
「使われる場面まで設計する」。
そこまで含めて、デザインだと考えています。
まとめ
細かな要望が多い案件ほど、
完成したときの価値は大きくなります。
今回の「ひよこ姫」も、
単なるスタンプではなく、ブランドの象徴となる存在です。
こういった一つひとつの積み重ねが、
しっかりと“売れる形”へとつながっていきます。

